「仕事は座っているだけなのに、すごく肩がこる」
デスクワークの方から、いちばん多く聞く言葉です。
でも実は、
座っている時間が長いこと自体が、肩こりの原因になります。
座っている=楽、ではない
一見すると、
- 立つより楽そう
- 動いていないから疲れなさそう
と思われがちですが、
体の中では逆のことが起きています。
デスクワーク中は、
- 頭が前に出る
- 背中が丸くなる
- 肩が内側に入る
この姿勢を、
長時間キープしています。
この姿勢、
実は体にとっては「頑張り続けている状態」です。
頭の重さを、首と肩で支えている
人の頭は、約5〜6kgあります。
本来は、
- 背骨の上に頭が乗っている
この位置がいちばん楽です。
でもデスクワーク中は、
- 画面を見る
- 文字を書く
- 集中する
ことで、
頭が前に出やすくなります。
頭が前に出るほど、
首や肩の筋肉は強く引っ張られます。
つまり、
『ずっと軽い力で、頭を持ち上げ続けている』
この状態が何時間も続く。
これだけでも、肩はこります。
肩を動かさない時間が長すぎる
仕事中、肩はどうなっているかというと、
- ほとんど動いていない
- でも力は抜けていない
という状態です。
筋肉は、
- 動いて → 血が流れる
- 緩んで → 回復する
この流れが必要です。
ところがデスクワークでは、
- 動かない
- 緊張したまま
なので、
- 血流が悪くなる
- 疲労がたまる
これが肩こりにつながります。
呼吸が浅くなるのも大きな原因
集中して作業をしていると、
- 息を止めている
- 呼吸が浅くなっている
ことがとても多いです。
呼吸が浅くなると、
- 首
- 肩
- 胸まわり
が固まりやすくなります。
特に、
肩で呼吸をするクセがある方は、
肩が呼吸のたびに働いてしまうため、疲れやすくなります。
「姿勢を正す」だけでは足りない理由
よく、
「姿勢を良くしてください」
と言われますが、
それだけで楽になる人は多くありません。
なぜなら、
- 正しい姿勢を支える筋肉が疲れている
- そもそも長時間同じ姿勢が無理
だからです。
大切なのは、
- 完璧な姿勢を保つこと
ではなく - こまめに姿勢を変えること
です。
デスクワーク肩こりの正体
まとめると、
デスクワークでの肩こりは、
- 頭の重さを支え続ける
- 肩を動かさない
- 呼吸が浅くなる
- 同じ姿勢が長く続く
これらが重なって起こります。
肩が弱いからでも、
年齢のせいでもありません。


